2024/05/19 21:00

災害時には迅速かつ適切な対応が求められます。基本的なファーストエイドの知識は、緊急時に命を救うことができます。

「災害時、知っておくべき基本のファーストエイド」というテーマで、緊急時に役立つファーストエイドの基本について解説します。

  1. 止血の方法: 傷口からの出血を止めることは、命を救うために最も重要です。清潔なガーゼや布を使って、傷口をしっかりと押さえ、圧力をかけて止血します。包帯で傷口を巻き、必要であれば追加の圧力をかけることで出血を抑えます。

  2. 骨折の固定: 骨折が疑われる場合、無理に動かさず、安静に保つことが重要です。木の板や雑誌などを使って、骨折部分を固定します。固定具をタオルや布で巻きつけて動かないようにし、患部を高く保ちます。

  3. 気道確保と心肺蘇生(CPR): 意識不明の人がいる場合は、まず気道を確保します。仰向けに寝かせ、頭をそっと後ろに傾けて顎を持ち上げます。呼吸がない場合は、心肺蘇生(CPR)を開始します。胸骨の中央を強く、速く圧迫し、人工呼吸を行います。救急車が到着するまで続けます。

  4. 火傷の応急処置: 火傷を負った場合、すぐに冷水で患部を冷やします。最低でも10分間、冷水を流し続けることで熱を取り除きます。水ぶくれは破かず、清潔なガーゼで覆い、医療機関に連絡します。

  5. ショックの予防: 大きな怪我や出血がある場合、ショック状態に陥ることがあります。足を高くして寝かせ、体を温かく保ち、落ち着かせます。水分を与えることは避け、意識を失わないように話しかけます。

このブログでは、「災害時のファーストエイド」を中心に、緊急時に知っておくべき基本的な応急処置について紹介しました。

これらの知識を事前に学び、備えることで、災害時にも冷静に対応し、大切な命を守ることができます。

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